きもの歳時記 冬

羽織
十二月になれば羽織や道行を着ますね。
防寒着であり、着物を汚さない為の上着であり、正装で街を歩かない為のものでもあります。
今、羽織の丈が長くなっています。
というより、元へ戻ってきたと言うべきでしょうか。
戦前は長かったのです。戦後の物のない時代に短くなったと言われています。膝あたりでした。
それが今になって復活です。
丈は108センチくらいでしょう。
短い丈より長い丈のがおしゃれです。
流行っているのは、総柄で下に着る着物も柄となりますと昭和初期や大正時代の雰囲気がでます。
今流行のアンティークファッションです。


どうしてなのか
個人的見解で申し訳ないのですが、町で見かける着物姿に素敵な人はあまりいないような気がします。
若い方の振袖は、今様で目にもハッとする柄や色あわせがありますけど、主婦らしき人が着ている着物に目を留めることは少ないですね。それはきっと普段着ていなくて、嫁入り道具で持ってきた所為もあるのでしょう。
滅多に着ないので、無難な柄などを選んでいるかとも思われます。着物に流行はウいからと選んだ時代も、ありました。とんでもない。着物にも流行はあるのです。
仕事で着る機会の多い方などは自分好みをはっきり出しています。時代の流行も取り入れていますね。


七五三
十一月になると、振袖を着た可愛い子供を見かけるようになりますね。おばちゃまからのプレゼントが多いのかしら。
振袖に袋帯が定番だけど、小さな子はまるで荷物をしょってるみたい。袖のない被布衿の上着を着せるのも好いと思います。
この時の親の装いは、子供を引き立てることを考えましょう。
無地の着物に袋帯、訪問着に袋帯。ちょっと古くなりますが黒絵羽の羽織でもいいでしょう。(今時羽織ってるかな)