秋の日は釣瓶落としと言うけれど

気がつくと、もう薄っすらと暗くなる夕方刻

夢中になって、何かを探しまわったことはありませんか

気がつけば、知らない場所にいる

通り過ぎる人の顔も寒々しく

別の世界へ迷い込んだような気さえする時

心細さで、悲しくなって涙が滲んでくる

早く家へ帰ろう

貴方を愛する人が待っている 暖かい場所へ

心がほどけるような、暖かいその場所に

貴方の居場所はある
*玄 関*
*広 間*
*離 れ*
さわの蛍
月のあかり
春の嵐
*納 戸*
その一
*東 屋*
一話
二話
*露天風呂*
男湯
女湯
混浴
*宿 帳*
玄関のきり番
広間のきり番
*帳 場*
*日 記*
*過去帳*

ベッリーニ作 「優雅な月よ」